かつて私は書いた。
今度の日米首脳会談は異例づくめだと。
その中でも、注目すべきは首脳会談後に行われる共同記者会見であると。
なぜか。
それはトランプ大統領が何を言い出すかわからないからだ。
安倍首相が日本国民に隠そうとすることを、トランプ大統領がばらしてしまうかもしれない。
これではうかうか密約など出来ない。
そんな記者会見は、これまでの記者会見ではあり得なかったことだ。
その私の指摘を、きょう2月10日の読売新聞が見事に書いた。
すなわち、「ニュースメディアよりもトランプ政権は正直だ」とツイートするトランプ氏のことだ。
記者会見で何を言い出すかわからないと。
トランプ氏の舌禍が懸念されると。
読売新聞がこう書くのだから、これは、安倍首相をとりまく側近政治家、官僚たちが、いま最も心配していることに違いない。
誰も考える事は同じだ。
果たしてどんな記者会見になるのだろう。
自分の意見と違う事を言ったら相手が首相であっても激怒して電話を切るトランプ氏のことだから、安倍首相もうかつにトランプ氏の発言を封じ込められないだろう。
その距離感が難しいと読売新聞は、いや安倍首相の取り巻き連中は、心配している。
今度の記者会見は見物である(了)
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