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 玉城知事は孔げん佑中国大使のメッセージに「打てば響け」

 岡山県備前市にある鼻塚の供養式のためi一週間ほど京都にいた私だが、その京都を離れる最後の日の、きょう12月4日の京都新聞に、中国の駐日大使である孔げん佑大使が京都を訪れ、門川大作市長を表敬訪問した、という記事を見つけた。

 を見つけた、

 その記事で、京都市が、かつて長安と呼ばれシルクロードの東の起点に当たる西安市と姉妹都市関係にあることを知った。

 そして、日本での勤務経験が豊富な孔大使が、開口一番、「十数年ぶりの京都は懐かしいです」と流ちょうな日本語であいさつしたことを知った。

 そこまでは、ただの記事だ。

 私がその記事で注目したのは、その記事が次のように締めくくられていたところだ。

 ・・・孔大使は「国同士はいろいろあるが、都市間の交流と協力は極めて重要。互いにいいところを学び合いたい」と述べた。

 これこそが孔大使が京都市長を通して日本国民に訴えたかったことだ。

 国家間が危機的状況にあるとき、それを食い止める地域交流の重要性を孔大使は訴えたのだ。

 福建省と姉妹都市関係にある沖縄県の玉城知事は、その呼びかけに打てば響いて、いまこそ福建省を訪れ、姉妹関係25周年を祝うトップ外交を行うのだ。

 しかし、それだけでは、孔大使を超える事は出来ない。

 単なる試合都市との親善外交の域を出ない。

 玉城知事は孔大使を超えるのだ。

 姉妹都市関係25周年記念を祝う表向きの行動の裏で、孔大使も思いつかない、沖縄の独自外交を行うのだ。

 つまり、カウンターパートである福建省のトップを表敬訪問し、そこで、二人だけの話し合の場をつくって、次のような極秘の提案を行うのだ。

 沖縄は、日本政府が中国政府と戦うような事があっても、その戦いには参加しない。

 その証として沖縄は、福建省と不戦の合意、共存共栄の合意を、交わしたい。

 できれば、それを中国との不戦、共存共栄の合意にまで発展させたい。

 この私のメッセージを、あなたから習近平主席にいますぐ伝えてもらいた。

 そう玉城知事は、福建省のカウンターパートに密かに伝えるのだ。

 福建省は習近平主席が長く務めた地だ。

 習近平主席に忠実な部下たちが要職を占めているはずだ。

 間違いなくメッセージは習近平主席に伝わる。

 そして、そのメッセージが習近平主席に伝われば、習近平主席は必ず動く。

 沖縄が琉球魂を掲げ、誠意と熱意で体当たりすれば、習近平・玉城会談が実現する可能はあり得るし、外交の常識を吹っ飛ばす形で、不戦の合意、共存共栄の合意が習近平国家主席と玉城沖縄県知事の間で出来る事も夢ではないのだ。

 おりからきょうの各紙は一斉に大きく報道している。

 台湾有事に備え、日本政府は陸自の大規模部隊を沖縄に配備する事を検討している事が政府関係者への取材でわかったと。

 ここまで日本政府は沖縄を無視しているのだ。

 沖縄はいまこそ立ち上がらなければいけない。

 二度と戦争に巻きこまれたくないなら、再び日本政府の捨て石にされたくないなら、沖縄は日本から独立するしかなくなる。

 しかし、その前に沖縄がなすべきことがある。

 独立宣言をする前に、沖縄は自主・自立した沖縄の自治体外交をいますぐ展開し、沖縄の手で沖縄の平和を取り戻すのだ。

 それこそが沖縄の、いや琉球王国の首長である玉城知事がなすべきことだ。

 玉城知事は孔げん佑大使のメッセージに「打てば響け」

 玉城知事にこの私の提案が届くだろうか。

 玉城知事に届かなくても、玉城知事を動かす人たちに、この私の思いが届くだろうか(了)

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