岡山県の津山市東一宮にある耳塚の供養を行った８月２４日という日は、７７年前に浮島丸沈没事件が起きた日でもあった。



　そのことを私は８月２５日のメルマガ第３９１号で書いた。



　その浮島丸沈没事件について、これ以上ない秀逸の解説記事を見つけたので紹介したい。



　それは、フォトジャーナリストの伊藤孝司氏が現代ビジネスで書いた、「浮島丸爆沈事件」から77年…なぜ北朝鮮はいまだに日本政府を非難し続けるのか」という記事だ。



　「現代ビジネス　伊藤孝司　浮島丸」と検索すれば出てくるから、是非お読みいただきたい。



　これを読めば日本が朝鮮半島に対して行って来た事の罪深さがよくわかる。



　そして、その事を日本人はまったくと言っていいほど知らされていない事がわかる。



　拉致問題で北朝鮮側が、たとえ拉致事件が事実であったとしてもそれを非難する権利は日本人にはどこにもない、と反発した理由がわかる。



　この伊藤氏の記事は国民必読だ。



　朝鮮を侵略・併合していない、などという日本政府の主張が、如何に間違ったたわごとであるかがわかる。



　歴史に目を閉ざす者に未来はないという事である（了）