ポスト安倍に河野太郎防衛相の名前が急浮上しているという。
その理由が陸上イージスの白紙撤回を決断したからだという。
そんなことで首相候補に急浮上するなら、ポスト安倍は誰でも務まる。
そう思っていたら、やはり河野太郎では総理は無理らしい。
きのう6月30日の産経新聞「動く ポスト安部の夏④」で「政界の異端児 変化の兆し」という見出しの記事を見つけた。
その記事は、河野太郎氏が、十分に根回しすることなく白紙撤回した事に反発した自民党の国防族の部会に出席して謝罪して頭を下げたことが書かれていた。
その時出席していた中から、「河野さんがこんなに頭を下げたのは初めてじゃないの。いい経験になるかもしれないね」という声が聞かれたという。
いよいよ総裁候補にふさわしくなってきたというわけだ。
しかし、麻生太郎副総裁のこの言葉を聞いて思わず吹き出してしまった。
麻生太郎氏はこう言ったというのだ。
「何が欠けているといえば一般的な常識に欠けている」と。
あの麻生太郎氏にこんなことを言われるようでは、それだけで総裁失格だ。
しかも、麻生氏が出馬を自制するように求めても、河野太郎は振り切って、菅らの支援を受けて名乗りを上げると言う。
あまりにも不毛な自民党総裁選になる。
それを教えてくれた産経新聞の特集記事である(了)
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