前回のメルマガで、黒川マージャン賭博の週刊文春への垂れ込みは、飯塚体制打倒を狙った内部テロだったと書いた。
つまり飯塚社長の人事が不公正の上に、過酷なリストラを社員強いたから、その恨みで内部テロを招いたというわけだ。
しかし、飯塚社長への、もうひとつの反発があったという。
それは、飯塚社長が、政治部や外信部にコンプレックスがあり、「正論」路線に冷淡だったからだというのだ。
「正論」路線とは、いうまでもなく、反中、反韓のウルトラ右翼路線だ。
産経は全国各地に正論懇話会や正論友の会という読書会を設け、論説委員らを講師にした会合を設けてきたが、「まるでネトウヨじゃないか」、「金がかかるばかりだからやめてしまえ」、と飯塚社長は指示していたらしい。
それに反対するネトウヨ幹部は人事で冷遇されて来たという。
何のことはない。
ネトウヨ幹部の飯塚降ろしだったというわけだ。
これなら合点がいく。
やはり安倍首相に責任がある。
安倍首相のお供立ち幹部が、安倍首相の為の産経に戻そうとしたのだ。
しかし、産経がこれ以上以ネトウヨに走ってどうする。
おりから産経新聞は内閣支持率などの政治世論調査をねつ造していた事がバレタ。
これは新聞社としては致命的だ。
どっちに転んでも産経新聞は危うい。
存亡の危機の中で起きた内部テロだったのだ。
産経新聞にはお気の毒と言わざるを得ない(了)
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