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消毒薬を注入したらどうかと言った大統領が勝つ米国という国

 コロナ対策の記者会見で、トランプ大統領から信じられない言葉が飛び出した。

 4月23日の記者会見における、体の中に日光を照射できないか、体内に消毒薬を注入できないか、という発言がそれだ。

 後で記者に対し、お前のような意地悪な質問をする記者を皮肉ったまでだ、とごまかしたが、私には冗談とは思えなかった。

 私がもっと驚いたのは、この発言に対する専門家や野党からの批判が、あまりにも生ぬるいことだ。

 「消毒薬がウイルスに効くのか」という問い合わせに対し、消毒薬メーカーが「どんな状況でも飲んだり、注入したりしないように」という声明を発表したという(4月27日朝日)

 なぜ消毒薬メーカーが言い訳しなければいけないのか。

 その前に、大統領報道官は公式見解を発表しなかったのだろうか。

 そして、野党民主党からの批判の声がまるで聞こえてこない。

 もし、安倍首相や麻生太郎財務相が消毒薬を注射しろなどと言ったら即刻辞任ものだろう。

 トランプの再選に赤信号がともるはずだ。

 しかし、それどころか、攻めるはずのバイデン候補者は、トランプ大統領から中国寄りだと非難され、セクハラ疑惑まで蒸し返されて、たじたじだ。

 このままでは、トランプ大統領の再選もあり得るかもしれない。

 トランプ大統領の暴言を許す米国は、もはやまともな国ではない。

 今後、トランプ大統領がどんな要求を日本に対して突きつけてきても、まともに対応する必要はない。

 いや、まともに対応しては、取り返せないほどの禍根を残す。

 すべてをコロナ対策のせいにして、いまは日本はそれどころではない、コロナ対策が第一だ、と繰り返して、トランプ大統領のあらゆる注文を聞き流すにしくはない。

 それぐらいの頭は安倍首相にもあるだろう。

 そう思わせてくれたトランプ大統領の、「消毒薬を注入したらどうか」発言である(了)

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