コロナ危機はすぐには収まりそうもない。
だから国会審議もコロナ危機で制約を受けざるを得ない。
しかし、どんなに制約を受けたとしても、コロナ危機を口実にして逃げることは許されない重要な問題はあるはずだ。
その筆頭が森友疑惑に関する証人喚問だ。
財務省職員の遺書の発見でその必要性は高まった。
国民の関心も高まった。
証人喚問だけなら、コロナ危機など関係ない。
本人がマスクをつけて出て来て、しゃべるだけでいいからだ。
安倍昭恵夫人の証人喚問に反対する国民など、安倍首相のオトモダチ以外は、ひとりもいないだろう。
野党が本気で要求するなら、安倍首相は逃げられないはずだ。
なぜ野党はそれを要求しないのか。
与野党の理事会でどういう話が行われ、そして結論はどうなったのか。
まったくメディアはそれを報じない。
さては安倍昭恵夫人はコロナ感染で出て来れなくなったのか。
そうではない。
読者からの情報提供で私は知った。
たったいまテレビのテロップで報道されたと。
昭恵夫人がトランプ大統領のメラニア夫人と新型コロナウィルスで電話会談をしましたと。
もしこのニュースがフェイクでなければ、どこまでもふざけた安倍夫妻だ。
夫婦そろって元気でトランプ頼みだ。
どこまで腐っているのか。
野党はこのニュースを国会で取り上げるべきだ。
メラニア夫人とコロナ対策で昭恵夫人は何を話したというのだ。
そんな元気があったらまず国会に出て来て国民の前で真実を語るべきだ。
そう国会で安倍首相に迫るべきだ。
そしてメディアもまた安倍首相に迫るべきだ。
都合の悪い時は隠し、都合のいい時だけ出すなと。
いまの国会の最大の問題は、予算成立前の安倍昭恵夫人の国会招致の有無である(了)
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