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アビガン実用化を急ぐ安倍政権から目が離せない

 きのう4月9日から始まった読売新聞の検証記事(政治の現場 新型コロナ)は注目すべき記事だ。

 私が書いて来た事が見事に当たっていた事がわかる。

 たとえば、きのうの第一回の記事だ。

 そこにはアビガンに前のめり官邸の姿が、まるで見て来たように書かれている。

 しかも、官邸が前のめりになったのは極めて最近であることがわかる。

 まるで、私がアビガンが安倍首相を助ける事になる、と予言した事を知って、これだと気づいたごとくだ。

 実際のところ、私が安倍首相だったらアビガンに賭ける。

 報じられてきたことが正しければ、これほど強力な切り札はないからだ。

 なにしろ、はやく服用すればするほど効果があるというのだ。

 だったらコロナにかかったと思えばすぐ飲めばいいのだ。

 重篤化さえしなければ、コロナ感染など怖くないからだ。

 しかも確認されている副作用は、胎児に奇形が生じることぐらいだ。

 高齢者にとっては何の問題もない。

 厚労省は慎重らしいが、だからこそ、安倍首相が得意としている政治主導で押し切ればいいのだ。

 そもそも、厚労省の官僚・技官の言う事に従っていては、ろくなことにならないのがこれまでの常だ。

 そして米国、イスラエルの後押しがある。

 4月8日の読売新聞がエルサレム発金子靖志記者の一段の小さな記事で報じた。

 イスラエル政府は6日、アビガンの臨床試験を開始すると発表したと。

 国内2カ所の病院で計80人の患者に投与する予定だと。

 そして、きょう4月10日の朝日が同じく一段の小さな記事で書いた。

 富士フィルムは9日、米国で行っているアビガンの臨床試験をフェーズ2に進めると発表したと。

 フェーズ2では少数の患者に投与し、効果や安全性を確かめる、今回は50人に投与すると。

 試験の結果、問題が泣ければ、多数の患者に投与するフェーズ3(最終試験)に進むと。

 日本では出来ない臨床試験も、米国やイスラエルは、それが自国の国民を救えるなら直ちに行い、実用化する。

 外国発でアビガンが実用化される可能性が出て来たということだ。

 しかも、思った以上に早まるかもしれない。

 感染者数の増加や、感染防止の外出自粛、営業規制の強化ばかりが報じられているが、その裏でアビガン実用化に向けた動きが水面下で進み、ある日突然、治療薬発見!というサプライズ効果を狙っているのではないか。

 そう疑いたくなる安倍首相のアビガン実用化前のめりだ。

 打倒安倍政権にとっては耐えがたい事だが、それでもアビガンが人命を救う事になるなら、誰も文句は言えない。

 アビガンに感染すれば助からないと脅えている私も文句はない。

 アビガンの報道から目が離せない(了)

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