新党憲法9条

憲法9条それは希望

「どうして辞めないんですか」という質問が出なければいけない

 きょう3月28日の午後6時から安倍首相はコロナ対策や緊急経済対策について記者会見を行う。

 確か、この前の記者会見は3月14日だったから、二週間ぶりだ。

 おしゃべり好きな安倍首相が、なぜコロナ危機でもっと頻繁に記者会見を開かないのか。

 トランプ大統領なんか毎日のように記者会見を開いてるというのに。

 コロナ問題で危機を煽ることは、支持率アップや野党つぶしの絶好の機会であるというのに。

 その答えは、ズバリ、森友疑惑の追及から逃げるためだ。

 財務省職員の遺書が出て来て、再調査を求める遺族(赤木夫人)の再調査要求から逃げるためだ。

 そうであれば、きょうの記者会見で、記者からこの問題を追及する質問が出て来なければいけない。

 国会では野党がこの問題を毎日のように追及している。

 今日の新聞でも予算が通過したきのうの国会で野党が追及している。

 しかし、安倍首相はまったく相手にしていない。

 野党が何を聞いても、痛くもかゆくもないと言わんばかりだ。

 そして国会でどんな議論が行われようと、国民にはとどかない。

 もはや国民は政治家たちの政局にうんざりしているからだ。

 しかしメディアが聞けば、そうはいかない。

 その答えをメディアが国民に伝えれば、安倍首相のひとことが国民を激怒させ、安倍が国民の怒りで追い込まれることもあるかのだ。

 私はかねてから言い続けて来た。

 安倍首相が辞める時は、数ある理由の中でも森友疑惑による引責辞任しかないと。

 その為には国民が声を上げなければいけないと。

 そして、国民にその事を気づかせるのは、メディアが追及する必要があると。

 おりからまたひとつ、とんでもない事実が流された。

 週刊文春が遺書の全文をスクープ報道し、赤木夫人が夫の無念を晴らすために再調査要求を求めて立ち上がったその夜に、安倍昭恵夫人は、世界中のセレブが集まる銀座のダイニングバーで、大手PR会社副社長の誕生日パーティに、有名人(真矢ミキや神田うの、中田英寿、別所哲也ら)と一緒に参加していたというのだ。

 「昭恵さんが来ることは知らされていましたが、こういう日だからまさか来られるとは思わなかった。でも、落ち込んでいる様子もなく、知り合いの人たちとにこやかに挨拶していました」

 これは参加者の一人の証言であるという。

 きょうの記者会見で、一人でもいいから記者からこういう質問が出されなければいけない。

 「首相、なぜ辞めようとしないのですか」と。

 「私や妻が関与していたら総理も議員も辞めると国会で答弁したのではなかったのですか」と。

 「それを証言する財務省職員の遺書が出て来たではないですか」と。

 いま安倍首相夫妻がもっとも聞きたくない言葉だ。

 それを質問する記者が一人も出て来ないようでは今夕の記者会見など聞くに値しない(了)

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