新党憲法9条

憲法9条それは希望

北朝鮮と米国のミサイル発射実験を正しく批判できない日本

 コロナウィルスで世界が大騒ぎになっているのに北朝鮮が、ミサイル発射実験を行った。

 しかも3週連続でだ。

 さすがに、これはないだろう。

 北朝鮮との融和を唱える文在寅政権の韓国でさえ、いまそんな事をしている場合かとすかさず批判した。

 本来ならば憲法9条を持つ日本こそ韓国よりも大声で批判すべきだ。

 ところが、「国連安保理決議違反であり遺憾だ」という、いつもの決まり文句でお茶を濁している。

 憲法9条を変えようとしている日本は、それしか言えないのだ。

 そう思っていたら今度は米国だ。

 米国防総省が20日発表したという。

 音速の5倍以上の速度で飛行する超音速ミサイルの発射実験に成功したと。

 そのスピードに加え、低空を複雑な軌道で飛行できるから現行のミサイル防衛システムでの迎撃は困難になると。

 開発を先行させてきたロシアや中国を出し抜く形で、2020年代初頭から実験配備すると。

 やはり米国こそ、憲法9条を真っ向から否定する世界最大の軍事覇権国だ。

 その米国との軍事同盟を国是とする日本が、発すべき言葉がないのは当然だ。

 日米安保条約が改定される前年の1959年に、在日米軍は憲法9条違反だと明快に切って捨てた伊達秋雄判事が、今ほど求められている時はない(了)

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