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五輪延期を言い出した玉木国民民主党代表の本気度

 きょう3月5日の一部の新聞が一段の小さな記事で報じた。

 国民民主党の玉木雄一郎代表はきのう4日の記者会見で今夏の東京五輪の開催延期を検討すべきだと述べたと。

 その記事を読んだ時、即座に私の頭をよぎったのは玉木氏の本気度だった。

 つまり玉木氏は国民民主党をまとめた上で、つまり国民民主党の総意に基づいて、本気でそう言ったのかということである。

 もしそうなら、記者会見で述べるべきではなかった。

 野党共闘で問題提起し、その上で国会で野党共闘の総意として安倍自公政権に延期を決意しろと迫るべきだった。

 もはや客観情勢はこのまま7月に東京五輪を行う事を許さない。

 コロナウィルスは沈静化するどころか世界的に広がるのはこれからだ。

 何よりも米国がこれから大騒ぎになる。

 CNNを見ているとそれがわかる。

 大統領選の最重要問題としてトランプが規制を強化し、WHOもIOCも遅くとも5月末には、あるいはもっとはやく、態度を決めるだろう。

 その決定を待って東京五輪の延期に追い込まれるようでは日本はいけないのだ。

 だから最初にそれを提案した者が正しかったと言う事になるのだ。

 果たして玉木氏はそこまで覚悟した上で語ったのだろうか。

 どう考えてもその覚悟は感じられない。

 もし、パフォーマンスでそう発言したとしたら、あまりにも軽い発言だ。

 やはり国民民主党と玉木雄一郎代表はダメだと言う事になる。

 それを見越して一部の新聞しか書かなかったのだ。

 しかも一段の小さな記事で。

 しかし、一段の小さな記事でも大きなニュースに発展する事もある。

 果たしてこの玉木発言は今度どう発展していくのだろうか(了)

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