一度は終わったと思われていたバイデンが復活した。
陰の功労者はバイデンを支持して電撃的に撤退したブティジェジだ。
ブルームバーグまで撤退したことによって、民主党の候補者争いはバイデンとサンダースの一騎打ちになった。
サンダースが民主党候補者になってトランプと戦う大統領選も見てみたいが、やはりトランプとバイデンの方が面白い。
何しろトランプが一番嫌がっているのがバイデンだからだ。
きょう3月6日の日経新聞が書いてる。
トランプ大統領は再選の脅威と見なして来たバイデン氏の再浮上に警戒感を強めていると。
それはそうだろう。
弾劾を免れたと思ったウクライナ疑惑が大統領選で再浮上するからだ。
私はまだ大統領選が本格化する前に書いた事があった。
バイデンはトランプ大統領と刺し違えろと。
つまりトランプ大統領はウクライナ疑惑を責められた時、すかさずバイデンの息子のウクライナ疑惑を騒いでバイデンを貶めようとした。
禁じ手ともいえる最強の反撃だ。
如何にバイデンを警戒していたかだ。
私はこの時バイデンは苦しい立場に立たされると思った。
いっそのこと、自らを捨てて、民主党候補を他の誰かに譲り、そのかわりウクライナ疑惑を徹底追及してトランプの再選を阻止したらどうかと書いた。
トランプと刺し違えろと書いたのだ。
しかし今度は違う。
堂々と大統領選でどちらの疑惑が米国にとって国益を損なうか。
それを世界が見てる前で明らかにするのだ。
刺し違えるのではなく、肉を切らせて骨を穿つのだ。
もしバイデンが民主党候補になるなら、ウクライナ疑惑が最大の争点になる。
トランプ大統領がもっとも避けたい大統領選だ。
そういう大統領選になれば面白い。
やはりアメリカの大統領選は、いつもドラマになる(了)
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