きのう1月5日の毎日新聞のスクーㇷ゚記事で私たちは知った。
在日米軍空母艦載機の訓練施設にするため鹿児島県の無人島である馬毛島を買収するように日本は米国に命じられていたことを。
そしてモタモタする日本を見て米国が怒り狂って怒鳴りつけていたことを。
それに震え上がった安倍首相は、あわてて約160億円もの税金を使って地権者の言い値で買ってしまったのだ。
そうしたら、今度はフィリピンに対する経済援助でも米国に怒鳴られていたことが分った。
これも毎日新聞のスクープ記事である。
すなわちきょう1月6日の毎日新聞がやはりこれも一面で報じた。
安倍首相は4月の習近平主席の国賓来日にあわせ、フィリピンに対する日中協力プロジェクトを発表するつもりで準備を進めて来たという。
その構想の概要は、一言で言えば、日本の援助で日本型スマートシティをフィリピンにつくり、そこに中国のインフラ企業が参加するというものだ。
これもやはり、安倍・菅政権の首相補佐官である和泉洋人が動いている。
ところが、中国と対立する米国が、日本は一体何を考えているんだといわんばかりに怒鳴り込んできたというのだ。
このプロジェクトの担当省である経済産業省幹部はそのけんまくに驚いたと言う。
安倍首相の日本はトランプの米国に怒鳴られっぱなしだ。
安倍首相はどうするんだろう。
安倍首相は国内の批判に耳を貸さずに習近平主席の国賓来日を最優先にしている。
私は、それは日中関係の強化の為に正しい選択だと思っている。
しかし、もし米国に怒鳴られて中国へのお土産を断念するなら、あまりにも情けない。
今度は習近平主席が怒って訪日を止めると言い出しかねない。
せめてひとつぐらい自主外交を示して見せろと、安倍首相に檄をとばしておきたくなる毎日新聞のスクープ記事である(了)
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