香港暴動はおさまるどころがエスカレートの一途だ。
ついに警官の発砲で重体者が出た。
香港暴動の背景に米国の陰謀があるかどうかは知らない。
しかし、米国の支持がなければ、暴動がここまで勢いづくことはなかった。
その米国が、香港暴動をめぐり中国批判を高めている。
当然のことながら、中国は反発している。
台湾と並んで、これだけは絶対に譲れないと。
そんな米国と中国の板挟みに苦しむのは、「日中関係は完全に軌道に乗った」とウソをつき続ける安倍首相だ。
ただでさえ、中国嫌いの保守支持者から、「尖閣占領や南シナ海進出を狙う独裁者習近平を国賓招待とは何だ」、と文句を言われている中で、米国が文句を言い出せば、来春の習近平主席の訪日は黄信号がともる。
いや、習近平主席の中国の事だ。
その前に、安倍首相が香港政策で米国と同調するような真似をすれば、習近平主席のほうから訪日中止を言い出すだろう。
おりから安倍首相の朋友の一人である古屋圭司議員が会長を務める超党派の日華議員懇談会が、米国や台湾の議員と一緒になって外交・安保連携を研究する組織を来年1月に設置することを検討している、と報じられた。
米国と一緒になって台湾独立を支持するようになれば、黄信号は一気に赤信号になる。
安倍外交はここにきて、信じられない迷走を始めたようだ。
安倍4選など、どう考えても無理だろう(了)
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