新党憲法9条

憲法9条それは希望

森裕子は官僚が嫌う政治家に違いない

 

 国民民主党の森裕子参院議員が、自分が事前に政府側に伝えたの質問内容が外部に流出したとして怒っている。

 私は、質問内容の流出がそんなに問題なのかわからないが、その騒ぎの前の森裕子議員の質問通告の遅れのほうが問題だと思っている。

 すなわち、森裕子議員は、台風が近づいている時に、いつまでたっても質問通告をしなかったとして、各省の職員たちから、帰宅できなかったと苦情が出された議員だ。

 財務官僚だった玉木国民民主党代表は、自らの体験から、質問の通告が遅れで官僚たちが答弁作成に夜を徹して働かされることを知っている。

 だからこの苦情に素直に謝っている。

 私も外務官僚時代に経験がある。

 野党議員の中には、質問通告をわざと送らせて官僚たちを困らせる議員がいた。

 野党嫌いの官僚だけでなく、私のように野党に理解のある官僚さえも、腹が立つほどだ。

 いっそ質問の事前通告制度など廃止して、大臣と野党のぶっつけ本番の質疑応答をしてくれたほうがよほど楽だ、そしてそのほうが真剣な議論が出来る、と思ったものだ。

 しかし、それでは大臣は困るし、野党議員は、大臣が「知らない」、「答えられない」を連発すれば追及が進まないから、質問の事前通告制度はなくならない。

 だったら野党は官僚たちの事を思って質問は出来るだけはやく作って教えるべきなのだ。

 森裕子議員はそうしない意地悪議員のひとりに違いない。

 私は、質問通告の遅れを官僚たちに文句を言われたため、それから目をそらせるために、質問通告が事前に流出した事を騒ぎたてていると思えて仕方がない。

 こんな事をやっているようでは森裕子議員はますます官僚から嫌われるだろう(了)

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