新党憲法9条

憲法9条それは希望

プーチンが教えてくれた憲法9条改憲論議の本質

 きょう10月12日の産経新聞が教えてくれた。

 プーチン大統領が11日にトルクメニスタンで開かれた独立国家共同体(CIS)首脳会議で、米国が韓国や日本にミサイル配備している事を非難したと。

 米国の要請を受けてミサイル配備に応じた韓国と日本について、「ロシアを喜ばせるものではない」と発言したと。

 ここまでなら、いつもの通りのプーチン大統領の日本けん制だ。

 私が注目したのはその後に続く次の言葉だ。

 「米国の同盟国は主権を制限されており、自分の言葉や意見を持たない」

 ここまで発言したとは驚いた。

 しかも、世界が注目している首脳会議の演説の中で、である。

 韓国政府や韓国国民がこの発言をどう受け止めたかは、私にとってはどうでもいいことだ。

 しかし、日本政府や日本国民は、このプーチン発言を深刻に受け止めなければいけない。

 おりから国会では予算委員会が開かれている。

 安倍首相の憲法9条改憲の是非が議論されている。

 野党議員の中で、このプーチン大統領の発言を引用して、次のように質問する議員が出てこないものかと思う。

 プーチン大統領にここまで見くびられているのだ。

 安倍首相は、憲法9条の改憲を急ぐ前に、日本の主権を米国から取り戻す努力をすることが先決ではないのかと。

 歴代の首相が誰もなしえなかった事をするのが、桂太郎を抜いて最長の任期を誇る安倍首相のなすべきことではないのか、そう言って、憲法9条改憲より先に、主権を放棄した日米安保条約の改定を行うべきではないのかと。

 私のように日米安保条約を破棄しろと言う必要はない。

 不平等な日米安保条約を改定しろというだけでいいのだ。

 具体的には日米地位協定の改正交渉を始めろと迫るだけでいいのだ。

 これなら自民党も公明党も反対できないはずだ。

 主権を大事にする保守、右翼も反論は出来ないはずだ。

 それでも日米地位協定の改定に応じないようであれば、それこそ主権放棄だ。

 自公政権は、対米従属を何とも思わない自虐者たちの集まりになる。

 国益より自分たちの保身を優先する、政治家の風上にも置けない連中だということになる。

 野党議員の中から、今度の国会で、日米地位協定の改正を本気で迫る議員が出てこなければ、この国に国会など不要であるということである。

 それを、安倍首相の朋友であるプーチン大統領が、見事に教えてくれたのである(了)

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