新党憲法9条

憲法9条それは希望

京の都大路を日米安保反対の声で染め上げてみせる



 私は数日前から東京の立川と京都を毎日のように新幹線で報復しながら、京都地方区候補の三上隆さんと選挙準備を進めてきました。


 そして、いよいよ、きょう7月2日の午後2時から、京都府庁で記者会見を開き、立候補宣言をします。


 ここから初めて三上候補の選挙が始まります。


 そして私は今度の参院選のほぼすべての期間を、三上さんと一緒に京都で街頭演説をしえ訴えるつもりです。


 地方区は三上、全国比例区は天木、オリーブの木こそが日本の政治を変える、日本を変える、と訴えます。


 私は3日に東京に戻り、NHKの政権収録を行い、そして4日の公示日にはオリーブの木の他の候補者たちと一緒に、東京都内で街頭演説の第一声を上げます。


 そして5日に京都に移動し、5日以降は三上さんと一体になって平和外交の重要性を、京都の地から訴えます。


 三上と天木は、平和外交の主張一点に絞って選挙演説をします。


 それは一言で言えば、日米安保体制から脱却し、アジアとの共存共栄で日本の平和と経済的繁栄を実現するという訴えです。


 いわゆる日米安保反対です。


 これはわれわれ二人の信念であるとともに、今の日本の政治で最も必要な政治課題だと確信しているからです。


 選挙には外交・安保は票にならないと言われています。


 国民は年金の不安や家計の不安が最大の関心であると言われています。


 若者は日米安保など知らない、関心がないと言われています。


 その通りでしょう。


 しかし、日米安保という対米従属をこれ以上進めて行けば、国民の暮らしはさらに苦しく、そして国民格差がますますひどくなるのです。


 日米安保を知らない若者には、われわれがそれを教えなくてはいけないのです。


 戦後の日本の矛盾は、すべて、密約によって国民から隠され続けて来たこの日米安保条約の主権放棄の不平等性から来ているということを。


 日本が米国の属国に甘んじてきたからいつまでたっても浮かばれないのだと。


 そのことを私と三上さんは、時には一緒に、あるいは別々に、京都市内を走りまわって訴え続けます。


 日米安保反対の一点に絞って今度の選挙を戦います。


 おりから、トランプ大統領が、日米安保は不平等だからもっと日本が負担しろ、さもなければ日米安保を廃棄すると公言しました。


 その後でトランプ大統領は言い換えました。


 日米安保は廃棄しない。しかし不公平、不平等は許さないと。


 この言葉の意味する事は、もし日本が今後とも日米安保が重要だと考えるなら、あらゆる米国の要求を受け入れろ、ということです。


 そして安倍首相は、そのトランプ大統領の無茶苦茶な要求に、反論の一つも言わずに、参院選後にはトランプ大統領の要求に従うことになるのです。


 こんな間違った事が、安倍・トランプ関係の継続とともに続いていけば、日本に未来はありません。


 安倍政権を国民の手で一日も早く終わらせなければいけない。


 私たちは、そのことを訴えます。


 日本の安全保障政策に、もはや日米安保はいらない。


 憲法9条を堅持した平和外交と正しい歴史認識に基づいた外交を取り戻せば、中国ともロシアともそして南北朝鮮とも共存共栄できるのです。


 そのことを、その事だけを、私たちはひたすら訴え続けます。


 こんな事を正面から訴える候補者は全国でも我々だけです。


 私たちは、京都を、今度の選挙で最大の注目選挙区にしたいと思っています。


 安倍首相が隠そうとする安倍外交の最大の弱点を白日の下に明らかにします。


 社民党はもとより、共産党でさえ言わなくなった日米安保廃棄を堂々と主張します。


 私と三上さんの共同街頭演説は、午前と午後に行います。


 その時間と場所を事前に告知します。


 そうすることによって、日米安保反対の国民が全国から集まりやすくします。


 ちょうど今度の参院選は京都の祇園祭と重なります。


 観光がてらに京都にくればいいのです。


 そのついでに日米安保反対を合唱すればいいのです。


 若者が来なくてもいいのです。


 年寄りが日米安保を訴えて、若者に気づかせるのです。


 いまこそ60年代の安保闘争を再現させなければいけないのだと。


 岸内閣よりももっとひどいことを孫の安倍政権はやっているのだと。


 年寄りがそう訴え、京都に集結すれば、お祭り騒ぎの好きな若者も集まってくるでしょう。


 そして、選挙演説の最後の日となるなる7月20日には、京の都大路が全国から集まった反安保の声で埋め尽くされることになる。


 泡沫候補の88歳の三上たかしが、自民党の候補をやぶりトップ当選する。


 新党憲法9条代表の天木が還暦最後の72歳で政治家になって、戦後の日本外交を大きく転換する日が来る。


 そういう夢を私は描いています。


 そして、それはまったくの夢想ではありません。


 皆がその気になればできるのです。


 全国の安保闘争の世代が、あるいは団塊の世代が、最後に立ち上がれば実現するのです。


 京都の有権者が、京都から日本を変える、世界を変える、とその反骨ぶりを示せばできるのです。


 盛り上がらない今度の参院選を面白くする唯一の選挙区こそ京都である。


 そういう選挙にしたいと思っています。


 そして、それができるのはあなたです。


 私はあなただ。


 あなたは私だ(了)


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