新党憲法9条

憲法9条それは希望

橋下徹にここまで言われて平和の党の公明党は黙っているのか

 きょう5月4日の産経新聞「単刀直言」で橋下徹が、改憲を進めようとする安倍首相が泣いて喜ぶような発言をしている。

 すなわち、「いろいろな形で安倍政権の協力を得て来た維新は、憲法改正案の考え方は異なるとはいえ、安倍さんが実現したいと強く願っている憲法改正に協力するために行動を起こすべきでしょう」、と。

 「政治家は自分の思いを実現するためにトップを目指す生き物です。安倍さんはこれまで、外交・経済などで頑張ってきたのだから、最後の最後くらいは自分が本当に実現したいこと、すなわち憲法改正について挑戦したって罰はあたらないと思います」と。

 これ以上ない安倍支援の橋下徹の言葉であるが、私がここで引用したいのは公明党に関する橋下徹の次の言葉だ。

 「改憲を阻んでいるのは公明と選挙で彼らの支援を受ける自民党の国会議員です。安倍さんに負けないくらいの改憲論者である松井さんはダブル選の勢いに乗じ、公明を潰しにいくことを考えていると思います・・・関西で維新の勢いを見せつけられている公明と、その支援母体の創価学会は不安に駆られていると思いますよ。本拠地の選挙区を死守できなくなれば、組織の土台が揺らぐことは必至だからです・・・」

 ここまで橋下徹に言われて、平和の党である公明党は黙っているのか。

 黙っているなら公明党は終わりだ。

 いまこそ公明党は憲法9条をすべてに優先する政党に立ち返る時だ。

 それこそが維新に勝てる王道である(了)

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