令和元年は外交行事が目白押しだという。
しかし、その中で新聞が決して書かない事がある。
それは、新天皇のはじめて外国訪問先はどの国になるかだ。
10月22日には「即位礼正殿の儀」が行われ、そこで天皇陛下は各国要人と対面される。
外国訪問はその後だといわんばかりだが、10月前に外交訪問をしてはいけないという決まりなどどこにもない。
すべては安倍首相の一存で決められる。
なにしろトランプ大統領を国賓に招待し、即位して間もない天皇陛下に外交を命じたのは安部首相だからだ。
私が安倍首相なら初訪問国を韓国だけに絞り、年内訪問の実現に向けて今から韓国政府と協議を始めるように命じるだろう。
韓国は上皇が訪問したくて出来なかった唯一の主要国だ。
トランプ大統領を真っ先に国賓として選んだのだから、バランスを取るためにもアジア重視を示す事ができる。
何よりも、こじれた日韓関係の改善の決め手になる。
こじれた日韓関係だから難しいのではなく、難しい日韓関係だからこそ初訪問国を韓国にするのだ。
私がいくら助言をしても聞く耳を持たない安倍首相だ。
せっかく北朝鮮問題について6カ国協議に応じるようトランプ大統領を説得したほうが自分のためにもなると、助言をしてやったのに、真逆な事をやっている。
こんどばかりは私の助言を素直に聞いて、天皇の韓国訪問を決断するのだ。
その決断が出来れば大したものだ。
それとも、自分は韓国は大嫌いだから、韓国だけは天皇の初訪問先にはしたくないとでもいうのか。
もしそうなら救いがたい馬鹿だ。
つける薬はない(了)
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