スリランカで起きた連続爆破事件に関する記事の中に、見逃すわけにはいかない記事があった。
それはきょう4月28日の毎日新聞のコロンボ発松井聡、西脇真一記者の次のような記事だ。
すなわち今度の事件を起こした「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)」の
トウフィーク代表が毎日新聞の電話取材に応じ、自爆テロで死んだハシム容疑者が日本を訪れた事があると証言したというのだ。
それだけならまだいい。
私がさらに驚いたのは、地元ジャーナリストによれば、そのハシム氏が2009年ごろ、日本側のイスラム関係者の招きで来日し、しかも、日本のモスクで説教をした可能性があるというのだ。
もしこれが事実なら、日本国内にISの信奉者が存在する可能性がある。
これは衝撃的な証言である。
日本の対アラブ、イスラム政策はつねに細心の注意を払わなくてはいけなくなった。
テロに屈しないと言うところまでならいいが、米国・イスラエルのテロとの戦いに参加するような事になれば、ISの攻撃対象になるおそれが現実問題として出て来た。
とうとう日本もISの自爆テロから無縁ではなくなったということである。
スリランカ連続自爆事件の深刻性はいくら強調してもしすぎる事は無い(了)
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