墜落事故の原因不明にもかかわらず米国からF35戦闘機の購入を続ける政府は、どう考えても税金をどぶに捨てている。
そう書いたばかりだが、この記事を読むと、一刻も早くF35戦闘機の購入事態を見直さなくてはいけない。
そう思えるほどの深刻な記事を見つけた。
きょう4月28日の朝日新聞がワシントン発園田耕司記者の記事で、要旨次のように教えてくれている。
日本の会計検査院に当たる米政府監査院(GAO)が28日までに報告書をまとめたと。
それによれば、米軍の最新鋭ステルス戦闘機F35が昨年5月―11月の期間中に、必要な部品不足で3割近くが飛行できなかったという。
たとえば国防総省では4300の部品の修理が未処理だったという。
F35は常に改良が加えられているので、事前に購入していた部品が使えなくなるケースもあるという。
すでに日本が購入済みの部品のうち、44%が海兵隊に配備されたF35に適合しなくなったという。
とんでもない無駄遣いだ。
それにもかかわらず、日本政府はすでに42機購入しており、さらに105機を追加購入することを約束している。
しかも2プラス2で米側からダメオシされ、昨日の日米首脳会談でも安倍首相が購入を確認し、トランプ大統領から感謝されている。
もはやF35機の購入は防衛政策ではない。
米国に対する財政支援である。
日米関係は言葉の真の意味で同盟関係ではなく、米国に対する朝貢関係だ。
よくも安倍政権はここまで国民を裏切ることが出来るものだ。
よくも野党は国会の予算委員会で追及しないものだ。
国民はよくも怒らないものである(了)
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