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操縦ミスで終わらせてはいけないF35戦闘機の墜落事故 

 きょう4月25日の各紙が一段の小さな記事で報じた。

 F15戦闘機の墜落は操縦ミスが原因だったと。

 これは2週間ほど前の4月9日に青森沖で起きた自衛隊F35戦闘機の墜落事故の事ではない。

 昨年6月に墜落した米軍F15戦闘機の事である。

 米軍の調査結果について情報提供を受けた外務省と防衛省がその報告書を右から左へそのまま発表したのだ。

 このニュースで思い出すのが自衛隊のF35戦闘機の墜落事故である。

 あの事故の機体はまだ見つかっていない。

 当然ながら墜落原因は不明のままだ。

 それにもかかわらず、政府は百数十機のF35戦闘機の導入計画は変わらないとしている。

 F35戦闘機は欠陥戦闘機だと言われているのにである。

 だからこそ、F35戦闘機の墜落事故も、間違いなく操縦ミスで片づけられるだろう。

 その予告が、一年ほど前に起きた米国のF15戦闘機の墜落事故の調査報告なのだ。

 しかし、操縦ミスを繰り返す米軍操縦士とは違って、あの時操縦していた自衛隊のパイロットは飛行経験の長いベテランだったと報じられていた。

 それを操縦ミスで片づけていいのか。

 百歩ゆずって操縦ミスだったとしても、それまでの戦闘機とは大きく異なる最新鋭戦闘機を、十分な飛行訓練なく操縦させられたことからくる操縦ミスだったのではないか。

 あの事故は、米国からF35戦闘機を必要以上に大量購入させられた対米従属の安倍政権が原因で起きた墜落事故だったのではないか。

 それをごまかすための、今回の米軍F15戦闘機の調査報告書の公表ではないのか。

 操縦ミスで押し通すことで4月中旬にワシントンで開かれた外務・防衛閣僚会合で合意させられたのではないか。

 どうせ日本には原因究明できる能力はない。

 すべては米国の言いなりだ。

 操縦ミスにしておけば追及しようがない。

 しかし、空自の諸君は、同僚の名誉にかけて、操縦ミスで終わらせていいのだろうか(了)

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