誰も書かないから私が書く。
今度の新元号の選考、発表過程の報道を見ると、すべてにおいて憲法違反にならないように安倍首相は慎重に事を運んだということが強調されている。
たとえばその一例として、きのう11時半に行われる予定だった新元号の発表が遅れたことがあげられる。
遅れた理由は、憲法違反にならないように、発表は政令に従って行われる必要があり、その政令は閣議決定を得て、天皇が署名して成立する。
だから天皇陛下の署名を確認した後でないと公表出来なかったのだ。
新元号発表の菅官房長官の記者会見はとっくの前に公表されていた。
その時間にあわせて皆が待っていた。
それを遅らせたということは異例だ。
安倍政権はそこまで憲法違反を嫌ったということだ。
しかし、そうであれば、なぜ安倍首相は憲法9条違反を、かくも平然に繰り返す事が出来るのだろう。
まさしく安倍首相のご都合主義であり、ダブルスタンダードだ。
新元号の時だけ護憲派とは笑わせる(了)
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