私はまったく知らなかったのだが、準強姦罪を無罪とした判決が下されたというのだ。
二日ほど前の毎日新聞「アクセス」という特集記事で知った。
すなわち、福岡市の飲食店で2017年2月に起きた事件で、酒を飲ませて酩酊した女性に乱暴したとして準強姦罪に問われた男性の裁判で、「女性が抵抗不能の状況にあったとは認められるが、男性がその事を認識していたとは認める事は出来ない」として無罪の結論を下したというのだ。
考えられない判決だ。
男性が、「強姦した覚えはない」と言えば罪にならないということだ。
なぜこのような子供でもおかしいと思えるほどの理不尽な判決がまかり通るのか。
唯一考えられるとすれば、ほかでもない、あの安倍“官邸御用ジャーナリスト”・山口敬之元TBS記者による伊藤詩織さんへの準強姦・逮捕もみ消し疑惑に対する配慮しかない。
福岡事件を有罪にすれば山口事件はどうなる、という声が必ず起こる。
逃げ切ったと思われたあの事件が蒸し返される。
それを恐れる安倍首相の胸の内を推し量った忖度判決に違いない。
そうとしか思えない。
ここまで日本はおかしくなってしまったのだ。
安倍首相の責任はあまりにも大きい(了)
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