きょうの各紙が小さく報じた。
日ロ平和条約交渉に関する日ロ次官級協議が21日にモスクワで開かれると。
外務省がきのう3月18日に発表したと。
いまさら官僚たちが協議して何の意味があるというのか。
ラブロフ外相が河野外相に北方領土は返さないと繰り返し通告してきた。
このロシア外相の強硬さは、ひょっとして安倍・プーチン首脳外交で突如合意するサプライズを狙った芝居かも知れない、という見方がある。
そんな事はあり得ないと思うが、百歩譲って、まだその可能性はゼロではないと思っていた。
しかし、ついにプーチン大統領がダメオシした。
平和条約を締結したければ日米同盟を離脱せよと。
プーチン大統領にここまで言われたら、北方領土問題の解決はおろか平和条約締結さえ100%なくなったということだ。
それなのに、いまさら官僚たちがが協議して何の意味があるというのか。
ひょっとして官僚たちが極秘協議して解決策を探ろうとしているのか。
それは120%無い。
極秘協議をどうしてわざわざ外務省がメディアに書かせるというのか。
これは、もはや仕事のない外務省が、仕事をしていますというアリバイ作りのための協議なのだ。
一事が万事だ。
やる仕事がなくなった今の外務省の士気は完全に失せているだろう。
そんな後輩たちを気の毒に思う(了)
Comment On Facebook