他の事は知らない。
しかし外交に関しては間違いない。
安倍首相はもはや完全に自分のやっている事が見えていないようだ。
週刊文春の最新号(3月21日号)に次のような安倍首相の言葉が掲載されていた。
「もうすこし外務官僚の士気を高めて欲しいんだけどなあ・・・」
これは、安倍首相が最近、周囲にぼやいていることばだという。
河野外相に外務官僚たちがやる気をなくしているというのだ。
外務官僚の言う事を聞かない傲慢な河野外相に外務官僚たちが不満を抱いているのは事実だ。
しかし、そんな外相など、これまでもいくらでもいた。
そんな事で外務官僚がやる気をなくすことはない。
外務省が士気をなくしているのは安倍首相が外交を指揮するからだ。
指揮するだけでなく間違った陣頭指揮を取って失敗ばかり繰り返すからだ。
そしてそれをたしなめようとすると更迭されるからだ。
一握りの外務官僚ばかりを重用するからだ。
その他の外務官僚は尻拭いばかりさせられているからだ。
外務官僚ならずとも士気はあがらない。
その原因が自分にあるというのに安倍首相はそれが河野外相のせいだと思い込んでいる。
安倍首相はおめでたい。
この無神経さが安倍首相の強みだとしたら、士気があがらないのは外務官僚だけではないに違いない(了)
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