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米朝首脳会談後の対応をめぐる日韓両国のかくも大きな違い

 きょうは新聞休刊日だから週末の動きを報じる新聞はスポーツ紙しかない。

 しかし、スポーツ紙でもその気になれば重要な記事を見つける事が出来る。

 きょう3月4日の日刊スポーツが書いていた。

 きのう3日、北朝鮮の朝鮮中央通信は金正恩朝鮮労働党委員長がベトナム訪問の結果に「満足の意」を示したと伝えたと。

 もちろん、これは米朝首脳会談の後に行われたベトナム公式訪問の成功と、その成功の為に尽力してくれたベトナム政府に対する謝礼のメッセージだ。

 しかし、米朝会談が本当に決裂していたなら、こんな外交辞令を発表する余裕はないはずだ。

 はたしてトランプ・金正恩会談の本当のところはどうだったのか。

 これについて、韓国大統領府の金宜謙報道官が3日の記者会見でこう語ったという。

 「実際にどのような対話がなされ、どこで話がもつれたのか、状況を再構成しなければならない。囲碁で言えば『感想戦』をしなければいけない段階だ」と。

 韓国は日本よりはるかに情報を持っているはずだ。

 その韓国が、今度の米朝首脳会談の不合意について、その理由が分からないといって、これから十分な検証が必要だと言っているのだ。

 それほど想定外だったということだ。

 そして日刊スポーツのその記事は、その後で、韓国内では早期に文在寅大統領が仲介役に乗り出す事への期待が高まっていると報じている。

 ひるがえって日本はどうか。

 最後まで蚊帳の外に置かれ、まともな情報もないくせに、今朝の報道でも、まるで当事者のように記者や専門家が勝手な事を断言的に言っている。

 北朝鮮は読み間違えた、今後北朝鮮は厳しい状況に置かれる、次の米朝首脳会談は遠のいた、などなど。

 下手な合意をされなくて日本はよかったと喜んでいる。

 安倍首相に至っては、トランプがダメなら次は私が金正恩委員長とする番だと張り切っている。

 ここまでくれば笑い話だ。

 そんな暇があれば、まもなくトランプから要求される貿易問題の無理難題に対する対抗策の一つでも考えておけ、という話である(了)

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