新党憲法9条

憲法9条それは希望

在位30年式典に対する天皇陛下の答礼茶会に違和感を覚える

 テレビのニュースで知った。

 天皇陛下は在位30年式典のお礼として三権の長や国会議員など450人ほどを招待した茶会を開いたと。

 私はこの茶会の模様を大いなる違和感をもって眺めた。

 そもそも在位30年記念式典は、国民のまったく知らないところで決められ、その発案者も、決定プロセスも、その意義も、国民は何も知らされないまま、ただ眺めるだけだった。

 それは決して天皇が望むのものではなかったはずだ。

 しかし、その式典の翌日に答礼の茶会が行われたという。

 誰が考えたのだろう。

 天皇陛下の発案とは思えない。

 しかもその招待客は安倍首相以下、三権の長や政治家たちという、この国の一握りの支配階級だ。

 天皇陛下は国民の統合の象徴ではなかったのか。

 その費用は皇室の私費から出ているに違いないが、それさえも国民の税金である。

 この時ばかりは、私も共産党に倣って、天皇制と民主主義は両立しないと考えざるを得なかった(了)

Comment On Facebook