無所属のアントニオ猪木が、小沢自由党と玉木国民民主党でつくる参院統一会派入りしたというニュースが流れた。
これで再び国民民主党が参院の野党第一党になったという。
野党共闘どころか、すさまじい立憲民主と国民民主の野党第一党争いだ。
しかし私が注目したのはその事ではない。
統一会派の記者会見で姿を見せた小沢一郎が、アントニオ猪木が北朝鮮との独自のパイプを持っている事に言及し、「いつでもご一緒したい」と訪朝に意欲を燃やした(2月22日産経)と報じられていたことだ。
ならばアントニオ猪木に頼んで今すぐにでも訪朝すべきだ。
実は、最近私は、北朝鮮とのパイプ役と思しき人物から、訪朝しないかと頼まれた事があった。
北朝鮮は日本とのパイプ役を探しているというのだ。
安倍政権には期待しないが日本との関係改善を北朝鮮は望んでいる。
そのために日本とのパイプ役になる人物が必要だというのだ。
いくらなんでも私がそんな役を担えるわけがない。
そこで私は、その話を某元大物政治家につなぎ、本人もその気になっていたのだが、安倍首相は拉致問題は自分の手でやると言ってその元政治家の訪朝を認めずに、今日に及んでいる。
いまの小沢一郎ならうってつけだ。
安倍首相に気兼ねすることなく訪朝できる。
もし拉致問題で北朝鮮の本音を聞きだせるのなら、それこそが野党外交だ。
おりから南北和平が現実のものになろうとしている。
そんな歴史的転換期にあるというのに、安倍政権の日本だけが取り残されつつある。
小沢一郎は、メディアの前で軽口を叩いる場合ではない。
アントニオ猪木に頼んで、隠密裏の訪朝を準備すべきだ。
訪朝はいまをおいてほかにはない。
小沢側近でその事に気づく者はいないのだろうか(了)
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