よくも毎日、毎日、メディアは飽きもせずに統計不正問題を大騒ぎして報道するものだ。
安倍政権批判の朝日や東京だけでなく、読売、産経までも熱心に報道している。
おかしくはないか。
その理由は簡単だ。
この統計不正問題は安倍政権にとって大した問題にならない事を知っているからだ。
安倍首相にとって都合の悪い内政・外交問題は山ほどある。
それを追及させないために、この問題を大騒ぎして、野党を釘付けにしようとしているのだ。
そして、ただでさえ短い審議時間を終わらせようとしている。
その証拠に、安倍政権は、早くも予算案の通過を口にし始めた。
メディアがそれを当たり前のように報じ始めた。
野党は激怒しなければ嘘だ。
そんなことをするなら直ちに内閣不信任案を叩き付けなければいけない。
しかし、その覚悟は今の野党には皆無だ。
ここぞとばかり安倍首相は解散・総選挙に打って出る。
そうなれば野党は選挙協力が間に合わない。
それを、安倍政権も、安倍政権を忖度するメディアも知っている。
始まったばかりの国会は、すでに茶番と化してしまったと言う事だ。
ここまで日本の政治は劣化してしまった。
政治家たちがつまらない連中の集まりになってしまった。
私が官僚をやっていた頃には、といってもすでに20年も前の話だが、考えられないような緊張感のない国会である(了)
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