三択方式になった沖縄の県民投票について、私は結果的に、「そうならなかった方がよかったという事にならなければいいが」と書いた。
その理由として、辺野古反対派の朝日も東京も、重要な政治問題を単純多数決で決める危うさを言い出す社説を掲げたからだ。
安倍政権が泣いて喜ぶ社説である。
これでは、沖縄県民が圧倒的多数で「反対」した結果にならない限り、安倍政権は県民投票の結果を軽んじる口実を言い出すだろうと書いた。
そう書いて、メルマガを配信した直後に、毎日新聞の社説に気づいて驚いた。
こう書いているのだ。
「・・・これほど複雑な背景のあるテーマを『賛成』、『反対』の2択で尋ねる設問のあり方に問題があったことも否めない・・・」と。
ここまで大手メディアが安倍政権と同じ考えを持っている。
もはや沖縄県民投票は辺野古阻止の決め手にはならなくなった。
それこそが安倍自公政権の思うツボに違いない(了)
Comment On Facebook