ここまで来れば、玉木の国民民主党と小沢の自由党は、もはや一刻の猶予もなく政策協議を進め、まとめあげて、ひとつの政党になるべきだ。
玉木党首と小沢幹事長のツートップの国民民主党として生まれ変わるべきだ。
その時の政策合意の要諦は何か。
ズバリ、安倍自公政権よりも保守・愛国的であり、枝野・又市統一会派より左翼的な政策を掲げる事だ。
具体的には、不平等条約である日米地位協定を本気で見直し、対等な日米関係を実現することであり、中国、韓国、北朝鮮との平和・共存関係を構築する事だ。
安倍自公政権も、枝野・又市統一会派も、まねのできない事だ。
その事が出来るのは、かつて「米国のプレゼンスは必要だが、おおむね第7艦隊の存在で十分だ。日本の防衛に関することは日本が責任を果たせばいい」と言い放った小沢一郎だけだ。
習近平がまだ副主席の時、招待して天皇陛下に謁見させた貸しを持つ小沢だけだ。
かつて神輿はパーで軽い方がいいと言った小沢一郎は、いまはその言葉を封印し、若い玉木雄一郎を将来の日本の政治の主導者だと持ち上げればいいのだ。
玉木・小沢の国民民主党がこの政策を掲げた時、野党共闘の主導権を握り、野党共闘が実現し、そして安倍自公政権を倒す事が出来る。
その時は、今度の参院選しかない。
そこで安倍政権を終わりに出来なければ、安倍政権は続く。
野党は終わる。
果たして玉木国民民主党がその事に気づくだろうか。
気づいたとしても決断できるだろうか(了)
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