軟弱地盤を認め、埋め立て工事の設計変更を余儀なくされた事を報じた昨日の読売新聞のスクープ記事を、一日遅れできょうのメディアが一斉に後追い報道した。
そこまではいい。
しかし、どれもこれも、まるで判を押したようにその報道ぶりが同じだ。
すなわち、沖縄県はこの計画変更を認めない方針だと。
しかし、政府は設計変更の承認が認められるまでは、地盤に問題がない区域の埋め立てを進める方針だと。
これで辺野古移設の完了と普天間飛行場の返還は大幅に遅れることになると。
まるで読売新聞の報道と同じだ。
そこには安倍政権を批判する書きぶりはどこにもない。
ましてや、軟弱地盤を認めた以上、政府は辺野古移設工事を白紙にもどして再出発すべきだ、と主張するメディアは皆無だ。
驚くべきメディアの腰砕けぶりだ。
権力監視というメディアの使命を放棄している。
いまのメディアはすべからく辺野古移設を本気で阻止する気はないと言う事である(了)
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