いよいよ日本時間で明日の夜に日ロ首脳会談が行われる。
そのために安倍首相はきょうモスクワに出発する。
ここまでロシアに無理難題を突きつけられて、何をいまさら首脳会談だ。
ドタキャンして相手を慌てさせるぐらいの度胸ある外交をやってみろと私は安倍首相に助言した。
私にとっては貴重な助言のつもりだが、安倍首相にとっては痛烈な批判と聞こえたのだろう。
意固地になって訪ロするように私には見える。
いいだろう。
勝算があって訪ロするのだろう。
とくと拝見させてもらおう。
そう思っていたら、きょう1月21日の毎日新聞が書いた。
ロシアの強硬姿勢をやわらげつつ、優先議題の絞り込みを進めたい考えだと。
今回の首脳会談で、3月末ー4月ごろの再訪露をプーチン大統領に提案する模様だと。
何のことはない。
肝心の話は何もせずに、また訪露させてください。
そして首脳会談の回数の記録更新をさせてください、と頼みに行くだけの訪ロに終わるのだ。
安倍外交の「やってる感」、ここに極まれり、である(了)
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