2018年が終ろうとしている最後の最後で、来年の国際政治を占う大きなメッセージが立て続けに発せられた。
トランプ大統領と習近平国家主席が電話会談し、関係改善に向けて協議を促進する事で一致したという。
金正恩北朝鮮労働党委員長から文在寅韓国大統領に親書が届けられ、2019年も文大統領と頻繁に会い、朝鮮半島の非核化も共に解決していく用意があると伝えられたという。
プーチン大統領が日本やアメリカ、中国など各国の首脳に新年の祝賀メッセージを送ったことが明らかになったという。
そして日中両政府は来春早々にも閣僚級の経済対話を中国で開くことを明らかにしたという。
加えて来年6月には大阪でG20首脳会議が開かれ、TPPは11カ国の加盟国の批准が相次ぐことになる。
これを要するに、国際政治は、対立を軍事的に解決するのではなく、話し合い、つまり外交力で解決する方向に向かうという事だ。
軍事より経済が優先されるということだ。
私はそれを歓迎する。
そんな中で、正しい歴史認識の欠如している安倍首相の日本は、厳しいかじ取りを迫られることになる。
来年こそ憲法9条を世界に掲げた自主、自立した日本の平和外交が求められる時になる。
その信念にもとづいて、来年も休むことなく安倍外交を監視し、批判し、時として褒め殺していきたい。
今年一年ご愛読ありがとうございました。
体力も気力も萎えそうな時が何度かありましたが、今年もまた一日も欠かすことなく発信することが出来ました。
新年もまたあす元旦から発信していきたいと覚悟を新たにして今年を終える事にします。
読者の皆様におかれましては、どうか良い年末年始をお過ごしください(了)
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