「まじかよ」
思わずそう唸ってしまった。
ついに安倍・菅暴政コンビが国際捕鯨委員会(IWC)から脱退する閣議決定をした。
脱退する方針を固めたという報道がなされた時、そう報じられたということは決定事項だとは思った。
それでもね最後の段階で冷静さを取り戻すかもしれない、そうすべきだと私は警鐘を鳴らした。
無意味だった。
しかし、見ているがいい。
この決定は安倍・菅暴政コンビの数ある愚かな決定の中でも最低の決定として後世に語り継がれるだろう。
そこで思い出されるのが、日本の対中政策が受け入れられないとして、「さらば!」と叫んで国際連盟の議場から去った(1933年)松岡洋右である。
後に外相となって日独伊三国同盟に突き進んでいく(1940年)
しかし安倍晋作は松岡洋右よりはるかに劣る。
間違ったとはいえ当時の満州政策は国家の命運をかけた一大国策だったが捕鯨問題はどう考えても日本の国策ではない。
経済的に自立できなくなった地方産業の保護でしかない。
極めつけは、間違いに気づくかどうかだ。
松岡は日米開戦の際、知人に涙ながらに「三国同盟は僕の一生の不覚」と語った(12月26日毎日新聞)
安倍晋三の頭には「反省」の二文字はない(了)
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