新党憲法9条

憲法9条それは希望

いま国民が共有すべき高村薫の言葉とその先にあるもの

 まず、次の言葉を黙ってお読みいただきたい。

 「・・・ついに土砂の投入が始まった。ひとたび土砂が入った海は、
もう元には戻せない。そう、辺野古の基地建設はこれで既成事実になっ
たということである。だからだろう、その翌日、安倍首相はプライベート
で趣味のゴルフを楽しむ余裕を見せた。
 埋め立て工事現場で喉をからして抗議の声を上げる住民たちと、嬉々と
クラブを振る首相と・・・この何とも言えない政治の不実、地域社会の分
断の光景に、沖縄に特段の縁はない一物書きが悄然となる・・・いまとい
う時代のありように全身が嫌悪を訴える。この抜き差しならない空気はい
ったい何なのか、同時代を生きる日本人として、一つでも二つでも言葉を
探さずにはいられない・・・」

 この文章は、発売中のサンデー毎日新春合併号の冒頭に掲載された、
高村薫氏の「サンデー時評」の書き出しの言葉である。

 「一物書き」を「一国民」と置き換えてみると、多くの国民が共有でき
る文章になるに違いない。

 まもなく今年は終わり、すべてが年末年始の休みに入る。

 そして年明けにはすぐに政局が始まる。

 安倍・菅暴政の攻勢が始まり、バラバラの野党はさらにバラバラになる。

 しかし、国民の多くがこの高村薫氏の言葉を共有する限り、安倍・菅
暴政コンビの前途は安泰ではいられない。

 それどころか、危機の連続とごまかしの連続になるだろう。

 その先にあるのは、この国の政治の更なる混迷だ。

 しかし、どうせ混迷が避けられないなら、中途半端な混迷ではなく、
これ以上ない混迷になったほうがいい。

 耐えられないほどの混迷に国民は怒り、目覚め、その国民が本物の政治
をつくる。

 既存の、政党、政治家が一掃され、新たな政党、政治家が登場する。

 そういう新年になる事を私は期待する。

 初夢でないことを願うばかりである(了)

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