天皇陛下の誕生日であったきのう12月23日の読売と産経が、「平
成天皇最後の誕生日を祝いたい」(読売)、「平成振り返り感謝したい」
(産経)という見出しの社説を、それぞれ掲げた。
そこに書かれている事は、日本の平和と安寧のために尽くされた天皇
陛下に対する敬意であり、感謝であり、最後の誕生日をこころから祝福
したいという思いだ。
それはいい。
ひとしく国民が思ったことだ。
しかし、それで終わっている。
そこまで天皇陛下の尽力を褒めたたえ、感謝し、そして85歳の誕生日
をつつがなく迎えられた天皇陛下を祝福するのなら、どうして最後にひと
こと付け加えなかったのか。
その天皇陛下の願いに逆らって、日本の平和を危うくすることばかり繰
り返し、国民の生活を苦しくする政策ばかり続け、そして国民を分断して
しまった安倍首相を、逆臣だと批判し、猛省を求めなかったのか。
そうしなかった読売、産経こそ、逆臣の新聞社だ。
天皇陛下を崇拝する振りをしながら、天皇陛下は政治に関与するな、た
だ祈っていればいいのだ、心で思っているのだ。
昔なら右翼から天誅を受けてもおかしくない新聞社である(了)
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