つくづく河野外相はダメな外相だと思う。
もっとも、彼を任命し、彼を使っている安倍首相にすべての責任がある。
安倍首相の使い走りをするしかない河野外相を批判するのは酷かもしれ
ない。
それにしても、根本的に間違った外交だ。
きょう12月24日からソウルで始まる日韓外務省局長協議の事である。
議題は、徴用工問題と韓国のレーダー照射問題であるという。
こんな重要な政治問題を、局長級の協議に委ねてどうする。
まさに河野外相自からが韓国外相と話し合うべき問題だ。
いや、安倍首相が文在寅大統領と話し合って政治決着する問題だ。
すなわち、安倍首相は徴用工問題では文在寅大統領に、あの請求権協定
の合意に従って、韓国政府が徴用工に補償することを求め、その政治決断
に対し、日本は官民を挙げて協力すると伝えるのだ。
そして、レーザー照射問題では、こんなことで二国間関係を悪化させる
愚を避け、韓国軍当局の不注意だったという謝罪を受け入れ、二度と起き
ないような善後策を合意すればいいだけの話だ。
日韓双方の政治決断のないままに、局長同志で話っても決着できるはず
がない。
が強硬姿勢の応酬となり、不毛な結果に終わることは目に見えている。
もっとも、それが安倍首相や河野外相の思惑だとしたら何をかいわんやだ。
安倍政権には外交が存在しないと言う事である。
まともな仕事ができないのだから、月給を返せ、ということである(了)
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