北方領土問題に関するラブロフ外相の強硬発言が後を絶たない。
今度はトランプ大統領に無理やり買わされた地上配備型迎撃システム
(イージスアショア)が日ロ平和条約の障害になると言い始めた。
きょう12月18日の各氏が報じている。
これは安倍首相にとって、返還された北方2島に米軍を駐留させないと
いう注文より厄介だ。
なぜなら、米軍を駐留させない事は、トランㇷ゚大統領が自分の要求を
聞き入れてくれたとごまかせばいいが、イージスアショアの配備はそう
はいかない。
これはトランプ大統領の譲れない要求であり、すでに予算化して買う
ことを約束している。
買っておきながら配備しないなどという税金の無駄遣いを、さすがの
国民も許さない。
ついに安倍首相の歴史的北方領土問題の解決は頓挫するのか。
いや、安倍首相はすでに北方領土問題を解決して、解散に踏み切るこ
とを決めている。
そして、もはや北方領土問題の解決ぐらいしか、安倍首相が自慢でき
る成果は、いくら探しても見つからない。
いよいよ、ごまかしの北方領土問題解決をするしかないということだ。
つまり、北方領土問題はこれまでと何も変わらないのに、ロシアに頼
み込んで、2島が返還されたような見せかけの合意でごまかすのだ。
ラブロフ外相がここにきて強硬発言を繰り返すわけだ。
強硬発言をわざと繰り返して、難しい交渉だと見せかけ、最後は安倍
首相がプーチンを説得して2島返還にこぎつけたという芝居を、安倍首相
はプーチン大統領に頼んでいるに違いない。
佐藤優が繰り返す「裏ルート」の決着とはそういうことだ。
どこまでも外交をもてあそぶ安倍首相である(了)
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