きょう11月4日の京都新聞が一面トップで大スクープを掲載した。
地方紙が報じたという事は共同通信の配信に違いない。
おそらく各地の地方紙も同様の記事を掲載しているに違いない。
その内容はあまりにも衝撃的だ。
一言でいえば、尖閣有事を想定した中国に対する初めての日米共同軍事作戦の策定作業を、日米両政府がひそかに進めている事がわかったという記事だ。
これが事実ならとんでもない憲法9条違反だ。
しかも、こんな軍事演習を日本側から積極的に提案しているというから衝撃的だ。
そして、これは2016年3月に施行した安保法関連法案で容認した集団的自衛権に基づく新任務を念頭にしたものだという。
やはり、あの安保関連法はとんでもない法律だったということだ。
安倍首相が、安保法が出来たから憲法9条改憲など、どうでもいいと田原総一郎にうそぶいたはずだ。
野党は、安保法廃案に向けて最優先で取り組むしかない。
それにしても、安倍首相は訪中して中国との関係改善のための三原則を自慢げに発表したばかりだ。
あれは嘘だったのか。
それともシビリアンコントロールを公然と逸脱した自衛隊が、安倍首相の知らないところで米軍と結託して暴走してるとでもいうのか。
こんな大スクープを、今日の大手紙はどこも報道していない。
はたしてこれから後追い記事が続出して、日本の政治が大騒ぎになるのか。
野党は週明けの国会で、この大スクープ記事を真っ先に取り上げなればいけない。
外国労働者法案の審議を棚上げしてでも、この日米軍事共同演習の極秘計画策定の動きについて集中審議しなくてはいけない。
このままでは日本は米中戦争に巻き込まれる。
いや、日本は米国をけしかけ、率先して中国との戦争に向かおうとしているのだ。
戦前回帰である。
歴史に逆行するこれ以上ない愚かな行為である(了)
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