玉城沖縄新知事が真っ先になすべきことは何か。
それは辺野古阻止に向けて安倍政権との話し合うために上京し、安倍首相や菅官房長官と面会を求める事ではない。
ワシントンと北京にいますぐ飛んで、トランプ大統領と習近平主席に会う事だ。
トランプ大統領や習近平主席に直接に会う事が出来なくても、話を首脳に伝える事の出来る側近に会えばいい。
これなら可能だ。
会って何を話すのかか。
ずばり緊張が高まる米中対立の仲介である。
その大義名分は沖縄知事には十分ある。
朝鮮戦争終結宣言の後は、尖閣や台湾に接する沖縄は、いまや日中有事になった場合、その最前線にさらされる。
何としてでも米中戦争だけはしてはいけない。
そう要求する権利が沖縄にはあるのだ。
それでは、どうやって米中の仲介役を玉城知事に出来るのか。
その答えはゴルフ外交だ。
米国と中国と沖縄が協力し合って、辺野古沖に、米軍新基地ではなく、世界一のゴルフ場をつくり、世界一のゴルフトーナメントを開催する事を提案するのだ。
場所は沖縄が辺野古の埋め立て地を提供する。
デザインは米国に頼む。
ジャックニコラスの最後の傑作にしてもいい。
人種和解の象徴として、復活したタイガーウッズに頼んでもいいい。
トランプ大統領に任せればいいのだ。
そして巨額の資金を中国に出させる。
世界一に観光地として、沖縄を一帯一路の最東端にすればいいのだ。
それだけではない。
世界一のゴルフ場が出来た暁には、世界一のゴルフトーナメントをそこで開催しなければいけない。
その為には世界一高額の優勝賞金が出るトーナメントにしなければいけない。
しかも桁違いの賞金額にする。
その賞金を中国に出させるのだ。
そうすれば世界中のゴルファーが競って参加する事になる。
何でも世界一が好きな中国である。
白髪三千丈という大げさな事を言う中国である。
お安い御用だろう。
ゴルフと言えば、トランプ大統領のゴルフ好きは世界に知られている。
中国はこれから本格的にゴルフ選手を育成しようとしている。
習近平主席はゴルフをしないだろうが、駐日大使を経験した中国の外交官たちは、王毅をはじめとして皆ゴルフ好きのはずだ。
そして中国にはピンポン外交の例を想起するまでもなくスポーツ外交が得意だ。
トランプ大統領や習近平主席がこの話に乗ってこないはずがない。
そして何よりもわが安倍首相は歴代の首相の中でもっともゴルフ好きだ。
沖縄知事がそれを言い出すと、自分にそのプロジェクトをやらせてくれと言い出すに違いない。
そうすれば、そのアイデアを喜んで献上すればいいのだ。
かくて沖縄知事と安倍首相の関係が、対立関係から協力関係に一変する。
辺野古に米軍の新基地建設を強行しても9年以上かかる。
その間、住民との不毛な争いが続く。
そんなことをするよりも、ゴルフ建設なら突貫工事をすればトランプ大統領や安倍首相の任期までに完成する。
トランプ大統領と安倍首相は始球式ができる。
このプロジェクトが来年4月の天皇退位までに発表出来れば、天皇陛下も喜ばれる。
一石二鳥どころか三鳥、四鳥だ。
建設費用など戦闘機一機のカネで作れる。
いや世界一のゴルフ場だからイージス艦一基分を使ってもいいくらいだ。
かくて沖縄はオーガスタやセントアンドリュース並みの世界の観光地になること間違いない。
何よりも沖縄が軍事覇権の地ではなく、友好・平和の象徴の場所になる。
すべてがいいことづくめだ。
韓国と北朝鮮までもが参加させてくれと言い出すおつりまで来る。
繰り返して言う。
玉城新沖縄知事は、安倍首相や菅官房長官を表敬訪問して不毛な押し問答を繰り返すよりも、いますぐワシントンと北京に飛んで、米中和解の仲介役を果たすのだ。
沖縄にしかできない提案するのだ。
それが、辺野古沖の米軍新基地建設を止めて、その代りに、米・中・沖縄による世界一のゴルフ場建設と、それを使った世界一のゴルフトーナメントを開催するという提案である。
間違いなく実現する。
来年のノーベル平和賞間違いなしだ。
いますぐ誰かがこの提案を玉城新沖縄知事に伝えなくてはいけない(了)
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