山口祥義と名乗る佐賀県知事が突然オスプレイの受け入れを表明した。
そのあまりの突然さに、きょうの各紙が一斉に大きく報じた。
政府は年に5億円の着陸料と言う名のバラマキを約束したという。
わずか5億円で山口知事は佐賀県民の安全と漁業者の反発を裏切ったのだ。
首長失格だ。
そう思っていたら、本当の理由はそれではなかった。
朝日新聞だけが教えてくれた。
佐賀県の知事選は今年の12月に予定されているという。
山口知事は自民党に推薦を求めているという。
自民党が多数を占める佐賀県議会は昨夏、オスプレイ配備受け入れを求める決議を可決していた。
山口知事の後援者たちは、「選挙前にオスプレイ受け入れを表明すべきだ」と声を上げていたというのだ。
何のことはない。
知事選に勝つために自民党に頭を下げたのだ。
自分の再選のために県民を裏切ったということだ。
これでも、12月の知事選で山口知事を落選させられないようでは、佐賀県民は笑いものである(了)
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