昨日の午後、テレビが突然驚くべきニュースを流した。
広島を訪問していた安倍首相が記者会見を開き、最後は自分が金正恩委員長と直接話をして、核、ミサイル、拉致問題を解決すると語ったというのだ。
たまたまそのニュースを耳にした私は、ついに私も熱中症にかかったのかと疑った。
ちなみにその日、岐阜県下呂市で41度を超える歴史的暑さが記録されている。
拉致問題はともかくとして、北朝鮮の核、ミサイル問題について、どうやったら日本の首相が解決できるというのだ。
ましてや、安倍首相がどうやったら解決できるというのか。
そう思ってきょう8月7日の新聞を見ると、各紙がこぞって記者会見の模様を書いた。
間違いない。
どの新聞も、その通り報じている。
確かに安倍首相は記者会見でこう語ったのだ。
「最後は私自身が金委員長と向き合い、核、ミサイル、何よりも重要な拉致問題を解決し、新しい日朝関係を築いていかなければいけない」と。
ウソもここまでくれば、もはやほとんどビョーキだ。
政治に関心のない国民でも、外交がわからない国民でも、日本が北朝鮮の核、ミサイル問題を解決できないことぐらい、誰もわかる。
自民党総裁選までにビョーキがさらに悪化し、ひょっとして安倍首相は不出馬宣言せざるを得なくなるのではないかと思ってしまう(了)
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