岸田政調会長がきのう7月24日、はやばやと自民党総裁選に出馬しないことを決めたと宣言した。
ご丁寧に、安倍首相の政策を支えるとまで言って、3年後の禅譲を懇願している。
なんという腰砕け振りだ。
これで9月の自民党総裁選は石破との一騎打ちとなることは確実だ。
これこそが安倍首相が望んでいた事だ。
石破に圧勝できる自信があるからではない。
みずからの憲法9条改憲を実現できるからだ。
石破は国防オタクであり本格的な改憲論者だ。
石破は、今度の総裁選では、安倍改憲案を批判して、戦力不保持を謳う憲法9条2項を削除して自衛隊を国軍にせよという持論を主張せざるを得ないだろう。
そうなると、平和憲法は変えません、ただ自衛隊合憲を明記するだけです、といういかさま改憲を掲げる安倍首相が正しく見える。
国民はだまされる。
かくて安倍首相のごまかし憲法9条改憲の実現がいよいよ現実のものとなる。
憲法9条改憲こそ安倍首相の悲願だ。
3選を確実にして、あとは自衛隊明記の9条改憲に向かってまっしぐらだ。
どんどんと左翼に純化していく立憲民主党では、国民はついて行かない。
そんな立憲民主党が野党第一党では安倍改憲は防げない。
安倍首相は笑いが止まらないだろう。
しかし、そうはいかない。
憲法9条が立ち上がって安倍いかさま改憲の前に立ちふさがる。
それが新党憲法9条だ。
憲法9条を最強の外交・安保政策として掲げ、対米従属から自立するとともに、中国、韓国、北朝鮮と平和的に共存、共栄する。
それを訴える新党憲法9条こそ、3選後の安倍外交が逆立ちしても勝てない政党だ。
安倍首相を倒すのは、安倍首相が葬り去ろうとしている憲法9条である。
その憲法9条の下に結集する国民の政党こそ新党憲法9条の目指すものである。
天皇陛下のお言葉に応える新党である(了)
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