私は不思議でならない。
これほどの水害被害が出ているというのに、なぜ安倍首相は外遊を取り止めるべきだという声が与党や野党の中から出て来ないのか。
豪雨は峠を越したかも知れない。
しかし被害が現実に表面化してくるのはこれからだ。
そして長期にわたる。
いまこそ国を挙げて早急に被災者支援の措置を講じるべきだ。
その先頭に立つのはこの国の首相である。
ただでさえ無意味な外遊ばかりだ。
いくらドタキャンしても、どの国も理解を示すだろう。
おりから外遊が国会の議論となっている。
河野外相が国会の犠牲で外遊が出来なくなるのはおかしいと言う。
とんでもない話だ。
総理も外相も、国会決議を無視して平気で外遊してきたではないか。
それは国会決議に拘束性がないからだ。
その気になれば国会開会中でも外遊出来るのだ。
野党は、今度の安倍首相の外遊だけは阻止したいと叫ぶ。
とんでもない茶番だ。
本当に阻止できるのか。
いままで、一度も安倍首相の無駄な外遊を阻止しようとしなかったではないか。
そして、本当に阻止するつもりなら、国民が水害被害で苦しんでいる今こそそれを行う時だ。
もし野党がそれを求めないようでは、外遊阻止は芝居だということだ。
今度の水害は、この国の政治家たちに、本気で政治をしているのか、迫っていると思えてならない(了)
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