きょう、1年半ぶりに党首討論が開かれる。
しかし、いつものように議論がかみ合わないまま時間切れで終わる、消化,
不良の討論になるだろう。
それれだけなら、まだ我慢できる。
我慢できないのは、安倍首相を喜ばせる事になるからだ。
安倍疑惑を追及できないまま国会を終わらせる事になる。
ここまで安倍首相が絶体絶命に追い込まれているというのにである。
どうすればいいのか。
野党は質問者を一人に絞って徹底追及するのだ。
ただでさえ短い質問時間だ。
ただでさえ開き直ろうとする安倍首相だ。
野党各党が自己宣伝を優先してバラバラに質問するようではだめだ。
隠れ自民党のような日本維新の会は仕方がないとしても、なぜ立憲民主党、国民民主党、日本共産党の野党三党は、質問者を志位和夫日本共産党委員長に一本化して安倍首相と一騎打ちの討論に持ち込もうとしないのか。
今度の一連の安倍疑惑追及において、力量、迫力、情報力において群を抜いているのは志位和夫日本共産党委員長であるのは衆目の一致するところである。
私はかねてから言って来た。
野党共闘は、選挙共闘よりも、いまは国会共闘だと。
おまけに今度の党首討論は安倍疑惑が最高潮に達している中で行われる。
国民の7割は安倍疑惑を追及して欲しいと思っている。
そんな中での、最初にして最後の党首討論だ。
この機会を逸すれば、安倍首相は逃げ切って国会を閉じる事は明らかだ。
繰り返して言う。
そんな時に、自己宣伝を優先して質問者を一般化できない野党では安倍自民党を追い込む事は出来ない。
野党第一党の枝野議員がその気になれば、安倍首相と志位和夫野党代表の一騎打ちは実現できるはずだ。
いまからでもおそくない。
枝野立憲民主党代表は自分を捨てて、野党三党の質問者は志位和夫日本共産党委員長一人に一本化して行うというサプライズを見せたらどうか。
そこまでやらなければ安倍首相を追い込めない。
そこまでやらなければ野党共闘は本物ではない(了)
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