ついに中村愛媛県知事が安倍首相のウソ答弁を暴くあらたな文書を国会に提出した。
安倍首相が2015年2月に加計学園理事長と面談し、新しい獣医大学の考えに前向きのコメントをしていたというのだ。
愛媛県の文書はれっきとした公文書だ。
加計学園が否定したところで何の意味もない。
もはや安倍首相は逃げられない。
しかし、この愛媛県の文書を根拠に、野党がいくら安倍首相に迫っても、なにも起こらないだろう。
安倍首相は開き直るだろう。
もはやいまの野党では安倍政権を追い込めないのだ。
国民もそれを知っている。
ならば野党はどうすればいいのか。
中村知事が国会に提出した新たな文書を、野党の手柄にしたり、与野党の政局に使うのではなく、政権政党である自民党や公明党の良心に訴えて、自公を巻き込んで安倍首相に退陣を迫るしかない。
これこそが、私が繰り返し提唱してきた、国民の為の緊急避難的な与野党統一戦線を作るということだ。
中村知事が期待しているのもまさしくそれだろう。
新文書の国会提出で問われれているのは、安倍首相のウソだけではない。
この国の国会が問われているのだ。
国会を職場としている与野党の国会議員の存在そのものが問われているのである(了)
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