加計学園疑惑にあらたな証拠が見つかったことでどうなるかわからなくなってきたが、安倍首相は6月24日から27日まで訪ロする予定だ。
しかし、安倍首相が北方領土問題を持ち出せばプーチン大統領から日米同盟を持ち出され、たちまち話は頓挫する。
北方領土における日ロ経済協力の話を進めたくても、北方領土におけるロシアの主権を主張されて、話が続かない。
だから今度の安倍首相の訪ロの最大のイベントがザキトワ選手に対する秋田犬贈呈式に立ち会う事だという。
そんな安倍首相の訪ロと同じタイミングで、中国の王岐山国家副主席が24日からロシアを訪問する事になった。
きのう21日、中国が発表した。
まるで安倍訪ロにぶつけたかのごとくだ。
王岐山副主席は習近平主席の外交を担う首脳だ。
明らかに6月12日の米朝首脳会談に向けた打ち合わせだ。
そして王岐山副主席はロシア滞在中にサントぺテルブルグで開かれる国際経済フォーラムに出席する。
一帯一路の宣伝である。
安倍首相は27日までロシアに滞在するのに、サントぺテルブルグに足を運んで国際経済フォーラムに出席するとはどこの記事も書いていない。
あまりにも空疎な今度の安倍首相の訪ロだ。
首脳外交のかくも大きな違いである(了)
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