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谷内NSC局長が批判されるようになった安倍外交の落日

 連休明けに発売される週刊誌の内容は、そのほとんどが連休中に取材し、書かれたものばかりだ。

 そして、安倍外交に限って言えば、その化けの皮がはがれた、というものであふれるだろう。

 私のところに来た連休中の取材も、安倍外交の行き詰まりについてコメントを求めるものばかりだった。

 そんな中で、某大手週刊誌が、谷内正太郎国家安全保障局長の機能不全をとり上げるとして、私の谷内評価を聞いて来た。

 それに対して私はこう答えた。

 私は谷内局長とは外務官僚の同期だった。

 それだけではなく、同期の中でも米国研修を共にした仲だ。

 谷内局長の事を一番よく知っているひとりだ。

 しかし、私は外務省を途中で解雇された落第官僚だが、谷内局長は安倍首相が三顧の礼をもって迎え、安倍外交の5年間を任された出世頭だ。

 私が谷内局長のことを酷評すれば、負け犬の遠吠えになる。

 だから、私がそう言ったと書くのではなく、独自に取材すれば、安倍外交の行き詰まりの原因が谷内局長にある事がわかるはずだ。

 今まで谷内局長が持ち上げられていた事が虚像だったのだ。

 これまでの取材でどういう谷内批判の記事を書くつもりか、それを聞かせてもらえば、そのひとつひとつが正しいかそうか、私は即座に言い当てる事が出来る。

 こう言って記者にこれまで取材してわかった谷内局長の正体を語ってもらった。

 そのひとつひとつが見事に当たっている。

 ついに週刊誌がここまで書くようになったのだ。

 まさしく安倍外交の落日である。

 もはや安倍政権がどこまで延命を図ろうとも、安倍外交に限って言えば局面打開の手はない。

 谷内局長が辞任する時は安倍首相を見限る時だ。

 最後まで付き合うなら、安倍政権の終焉と共に終わり、二度とメディアに取り上げられる事はないだろう(了)

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